寺社探訪

寺社探訪とコラム

2022-01-01から1年間の記事一覧

真言宗智山派 川崎大師

川崎大師 目次 名称・寺格 創建 本尊 ご利益 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 金剛山(こんごうざん) 金乗院(きんじょういん) 平間寺(へいげんじ) と称します。通称、川崎大師。真言宗智山派の大本山です。 創建 大治3年(1128年)、元武士…

「三社祭に行く」

お葬式の仕事をしていると、地域密着型の人生を歩んだ人のご葬儀に関わることがあります。中でも、お祭りが大好きというか、生き甲斐のようになっている人がいて、棺の中に半纏や帯、鉢巻きが納められているのを見ると、コロナのせいで、生き甲斐にしていた…

白山神社

白山神社 目次 名称・社格 御祭神 御神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・社格 白山神社と称します。旧社格は郷社です。元准勅祭社で、東京十社に列せられています。 御祭神 菊理姫命(くくりひめのみこと) 伊弉冉尊(いざなぎのみこと) 伊弉諾尊(…

曹洞宗 泉岳寺

曹洞宗 泉岳寺 目次 名称・寺格 創建 本尊 ご利益 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 萬松山泉岳寺と称する曹洞宗の寺院です。港区の青松寺、板橋区の総泉寺と共に曹洞宗江戸三箇寺のひとつとされています。 創建 慶長17年(1612年)、徳川家康が今…

「葬送のしきたり」

お葬式には、風習、慣習、習俗、しきたりなとがたくさん関係してきます。それぞれに意味があって行われていることですが、その内容が諸説あって曖昧なベールに包まれ、何が正しいのかわからない。何年経験を積んでも、捉えきれない分野となっています。初め…

「柴灯大護摩供に行く」

山中や屋外で行う大規模な護摩供のことを柴灯護摩(さいとうごま)と言います。今年の3月にレポートした高尾山の「火渡り祭」も高尾山薬王院の柴灯護摩という行事です。本来は何回も行くことではないのですが、ちょうど仕事がなく、あまりに好天だったので…

愛宕神社

愛宕神社 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 御神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 愛宕神社と称します。旧社格は村社です。 創建 慶弔8年(1603年)、徳川家康によって創建されました。 御祭神 火産霊命(ほむずびのみこと) 御神徳 火に関する…

品川神社

品川神社 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 御神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 品川神社と称します。旧社格は郷社で、東京十社のひとつです。 創建 文治3年(1187)年、源頼朝によって天比理乃咩命を祀り、品川大明神としたことが始まりで…

山 + 神「大山 + 阿夫利神社」

混雑を避けて平日にやってきましたが、狙った以上に閑散としていました。今回は車で来たのですが、一番近い駐車場がガラガラに空いていました。土日などは朝9時頃には駐車場が埋まると聞いていたので、少々拍子抜けな感じでした。それでも、おそらくこれま…

高野山真言宗 高野山 東京別院

高野山 東京別院 目次 名称・寺格 創建 本尊 ご利益 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 高野山東京別院と称します。高野山真言宗の本山、金剛峯寺の東京別院という位置づけです。別名「高輪結び大師」と呼ばれています。 創建 慶長年間(1596年)に…

「葬祭ディレクター試験」

葬儀の仕事は無資格で開業できますが、それでも業界の健全化と発展のために、業界団体による資格が設けられています。たくさんの資格があるのですが、最もポピュラーなのは「葬祭ディレクター試験」という、葬儀社や互助会の加盟団体が主催している資格です…

「灌仏会(花まつり)に行く」

4月8日はお釈迦様の誕生日ということで、様々な宗派で法要が行われます。当ブログでも記念すべき最初の記事がこの灌仏会(かんぶつえ)、通称「花まつり」でした。昨年は浄土宗の大本山、芝の増上寺に行きました。今年の4月8日は朝から晩までお仕事でしたの…

芝東照宮

芝東照宮 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 御神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 芝東照宮と称します。旧社格は郷社です。元々は増上寺境内にあった安国殿という社殿でした。 創建 元和3年(1617年)。家康の遺言によって増上寺内に建てられ…

「花見に行く」

花見というのは、神事でもなく仏教行事でもありませんが、桜の美しい季節に訪れたので、少しレポートしたいと思います。そもそもは、全く別の用事で出かけましたが、ついでに港区までやって来たので、更についでに増上寺に行ってまいりました。 増上寺では、…

亀戸天神社

亀戸天神社 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 ご神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 亀戸天神社と称します。亀戸天神、亀戸天満宮と呼ばれることもあります。東の太宰府天満宮という意味で東宰府天満宮とも称しています。旧社格は府社です。東…

大山阿夫利神社

大山阿夫利神社 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 ご神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)と称します。旧社格は県社です。 創建 崇神天皇の御代、3世紀頃と伝わっています。 御祭神 大山祇大神(おお…

「おくりびと」

葬儀業界では何年かに一度、メディアの流行が仕事の領域にダァーッとなだれ込む現象が起こります。昔ですと、1999年にCM曲となった坂本龍一作曲の「エナジーフロー」という曲が、葬儀式場でよく流れていました。同じ年に北野武監督の映画「菊次郎の夏」が流…

「火渡り祭に行く」

当日は日曜日だったので、駅前は観光客で賑わっていました。「火渡り祭」が行われるのは、高尾山中にある薬王院の境内ではなく、国道20号線沿いにある、薬王院の自動車交通安全祈祷殿の広場です。開始は13時ですから、10時頃に高尾山口駅に到着して、火渡り…

真言宗大覚寺派 大山寺

大山寺 目次 名称・寺格 創建 本尊 ご利益 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 雨降山(あぶりさん)大山寺と称します。通称は大山不動、大山不動尊などと呼ばれています。真言宗大覚寺派の準大本山という位置づけです。関東三大不動尊のひとつとさ…

山 + 神「御岳山 + 武蔵御嶽神社」

JR青梅線御嶽駅から御嶽渓谷へ向かいます。朝の気持ち良い空気を吸って渓谷沿いの遊歩道を進みます。午前10時半過ぎですが、水と岩が生み出す絶景が素晴らしく、空気が冷たくて心地良いです。 橋を渡って吉野街道を歩くとほどなく、武蔵御嶽神社の一之鳥居が…

真言宗智山派 深川不動堂

深川不動堂 目次 名称・寺格 創建 本尊 ご利益 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 深川不動堂と親しまれていますが、正式には「成田山 東京別院 深川不動堂」と称します。真言宗智山派大本山の成田山新勝寺の東京別院という位置づけです。 創建 元…

富岡八幡宮

富岡八幡宮 目次 名称・社格 創建 御祭神 ご神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・社格 富岡八幡宮と称します。旧社格は府社で、准勅祭社に列せられています。東京十社のひとつです。 創建 寛永4年(1627年)、長盛法印が神託によって、永代島という地…

「縄文時代の神」

古い寺社を訪れる時は、その歴史を学びながら、どんな社会で暮らしていた人が祈りを捧げたのだろう? と思いを馳せます。それが千年前なら、平安時代の中後期。五穀豊穣を祈ったり、誰かの幸せのために祈った人もいるでしょう。2千年前だと垂仁天皇の御代。…

水天宮

水天宮 目次 名称・社格 創建 御祭神 ご神徳 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・社格 水天宮と称します。旧社格はありません。 創建 文政元年(1818年)久留米藩主の有馬家の江戸上屋敷内に、久留米の水天宮の分霊を勧請したことが始まりです。 御祭神 …

聖観音宗 浅草寺2

仲見世を通って、本堂にお参りしたら、西境内に行ってみましょう。浅草寺にはたくさんの堂宇や境内社があり、どんな祈願にも対応できる神仏がいらっしゃるそうです。 こちらは阿弥陀如来像です。阿弥陀如来は西方極楽浄土にいる仏様として有名です。この銅像…

山 + 神「惣岳山 + 青渭神社」

「多摩川左岸 百所巡礼」が無事ゴールにたどり着いたので、次に「山+神(ヤマガミ)」という企画のスタートです。古き神々への畏敬の念をうまく掘り下げられたら良いと思います。体力的に不安ですが、体が病気に侵食されつつあるので、動ける間にいろんな経…

聖観音宗 浅草寺1

聖観音宗 浅草寺 目次 名称・寺格 創建 本尊 ご利益 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 金龍山浅草寺と称します。元は天台宗の寺院で、昭和25年(1950年)に独立し、聖観音宗の本山となっています。 創建 飛鳥時代、推古天皇36年(628年)檜前浜成…

「初詣に行く」

神社や寺院への参拝について、私たちが気になるのは「通常は~」「正式な~」というものですよね? 葬儀業界で仕事をしていると、この部分をいかに人々が知らないかということと、知らないのにいかに人々が拘るかということがわかります。そして、実際にはそ…

「多摩川左岸 百所巡礼 Returns」

感動(?)のフィナーレを迎えた「多摩川左岸 百所巡礼」という企画ですが、実は続きが発生します。ただ、奥多摩湖を更に奥地に向かうには、徒歩だと難しいです。この先青梅街道は奥多摩湖沿いを走りますが、いくつかのトンネルがあって、トンネル内にもトン…