寺社探訪

寺社探訪とコラム

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コラム(最新5件) 他のコラムはこちら 葬儀渡世の素敵な面々 (2021.10.16) 白骨の御文 (2021.09.12) 新興宗教の子ども (2021.08.08) みたままつりにいく (2021.07.30) マンション坊主は悪か (2021.07.10) 東京都23区の寺院 曹洞宗 豊川稲荷 東京…

コラム「葬儀渡世の素敵な面々」

一般の方が葬儀を依頼するのは葬儀社だと思います。依頼すると葬儀社の社員がやってきて、見積もりや相談をして、通夜、葬儀を執り行います。遺族が依頼したのは葬儀社のみでも、ひとつのお葬式には、実は専門的な技術や知識を持った様々な会社や個人が関わ…

天台宗 深大寺

調布市にある風情豊かな深大寺に行って参りました。深大寺は東京都内でも有数の観光地となっています。観光目的となるのは深大寺と隣にある神代植物公園ですが、観光地としての風情を作り上げているのは、蕎麦屋さんや饅頭屋さんが立ち並ぶ門前の町並みです…

赤坂氷川神社

赤坂氷川神社は、商業地やビル群からは少し離れた場所に、突如ポツンと現れます。中に入ってみると、境内はかなり広くて、鬱蒼とした木々が周囲の視界を遮るので、何だか東京のど真ん中にいる感覚ではなくなります。赤坂は、建造物や通路を隅々まで整備した…

布田天神社

東京都調布市の中心地にある布多天神社に行って参りました。このような都市の中心にあるような神社は、その地域が発展する前、人々がそこに集まり始めた頃に創建され、非常に長い歴史があるところが多いです。布田天神の創建も不詳ということですが、垂仁天…

コラム「白骨の御文」

葬儀業界で働き始めると、様々な宗派の葬儀に立ち会うことになります。最初は先輩から教わることが多いと思いますが、一般的に馴染み深い平安仏教(天台宗・真言宗)や鎌倉仏教(浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗など)の中で、浄土真宗だけ特殊で…

曹洞宗 豊川稲荷 東京別院

豊川稲荷は「どう見ても稲荷神社なのに、曹洞宗の寺院である」ということで有名なお寺です。本院は愛知県豊川市にあり、正式名称は「円福山 豊川閣 妙厳寺(えんぷくざん とよかわかく みょうごんじ)」と言います。妙厳寺の直轄寺院としての位置づけで、東京…

東京大神宮

JR飯田橋駅から歩いてほど近い東京大神宮は、一般的には縁結びのご利益が有名ですが、主祭神は天照皇大神と豊受大神です。こちらは伊勢神宮の内宮外宮の御祭神と同じなのですが、これはたまたま同じというのではなく、もちろん意図的に同じなのです。明治政…

乃木神社

とてもハイソ(死語?)な街にある乃木神社ですが、乃木将軍についてあまり知識がないので、乃木神社の隣にある旧乃木邸を見学しつつ、そのあたりを学んでからお参りに訪れたいと思います。乃木希典は、神格化されている元軍人ということで、当ブログでご紹介…

コラム「新興宗教の子ども」

我が生は 下手な植木師らに あまりに夙く手を入れられた悲しさよ と詩ったのは中原中也ですが、私にもこのフレーズがしっくりくる、ある思いがあります。以前どこかで書きましたが、私の両親は新興宗教の信者で、兄弟は皆、物心つく前からその宗教に入信して…

真言宗豊山派 護国寺

真言宗豊山派の大本山、護国寺にやって参りました。私が働く葬儀業界では、桂昌殿という葬儀式場が有名です。とても広い式場で、社葬クラスの葬儀がよく行われています。近年は私は縁遠くなっていて、数年振りに訪れました。と言っても、仕事でしか来たこと…

日枝神社

外堀通りを走っていると、首相官邸の近くに嫌でも目立つこの鳥居、こちらは山王鳥居という種類の鳥居で、日吉大社系の、日吉神社、日枝神社、山王神社などに特有のものです。いわゆる山王信仰というものなのですが、笠木の上の山が特徴の鳥居です。ここは江…

東郷神社

靖国神社、明治神宮に続いて、歴史上の人物を祀った神社のご紹介です。原宿のど真ん中にある東郷神社の御祭神は東郷平八郎です。明治から昭和初期にかけて活躍した海軍大将です。一番の実績は、日露戦争において、日本の連合艦隊司令長官として、世界最強と…

コラム「みたままつりに行く」

コロナ禍で都内のお祭りはどこも軒並み中止ですが、靖国神社は今年「みたままつり」を行うことを発表しました。また開催日が近づいてきたら中止になるのでは? と注目していたら、開催期間と開催時間を延長して、人手を分散させつつ行うことになりました。お…

真言宗智山派 高幡不動尊

京王線の高幡不動駅から徒歩でアクセスできます。駅前のロータリーから商店街になっている参道を歩いて数分といったところです。入口付近の川崎街道沿いと仁王門の隣の建物に、お土産屋さんやお饅頭屋さん、お蕎麦屋さんなど、観光地らしき風景が見られます…

明治神宮

明治神宮は東京で一番〇〇という称号をたくさん持っている神社です。中でも初詣の参拝者が日本一多いことで有名です。そんな、多くの人々から愛されている神社ですが、歴史は浅く100年少々です。というのも、明治神宮の御祭神は、明治天皇と昭憲皇太后だから…

靖国神社

日本神話に出てくる神々をお祀りする神社の他に、歴史上の人物の御霊をお祀りする神社もあります。有名なのは菅原道真をお祀りする天満宮があります。神社の格を記した旧社格では、国家に功績を挙げた忠臣や、国家のために亡くなった武将、兵士などを祭神と…

コラム「マンション坊主は悪か」

いきなり私事ですが、退院したら梅雨と緊急事態宣言で、ほとんどお参りもできない毎日。そんな訳でコラムばかりが続きますが、どうぞお楽しみください。 お葬式を出す際に、菩提寺や付き合いのあるお寺がない場合、葬儀社から紹介してもらったり、ネットの僧…

コラム「参列したら神葬祭だった」

友人知人、取引先のお葬式に参列してみたら、神葬祭であることをその場で知る、という経験はないでしょうか? これだけは忘れないようにと持ってきた数珠も必要なくなり、見慣れない神葬祭に緊張が一気に高まります。遺族として神葬祭を出す流れや詳細の説明…

コラム「コロナ禍のお葬式」

新型コロナウイルスの流行により、社会は変わってしまいました。私が働く葬儀業界にも大きな嵐が吹き荒れています。影響が目立ち始めたのは、2020年に入った頃でしょうか。そもそも数年来続く「家族葬」の流行で、葬儀参列者が減少傾向にあったのでわかりに…

コラム「お焼香は何回ですか?」

お通夜や告別式の現場にいると、お焼香の回数についてよく質問されます。お線香の本数も同じです。私的には「何回でもどうぞっ」という気持ちですが、お葬式は間違えたら恥ずかしいとか、失礼に当たるとか、過度に意識してしまいますから、ちゃんと答えるよ…

上野東照宮

上野恩賜公園内にありますので、そもそもは寛永寺の境内に「東照社」として建立されました。家康の死後に関しては、家康自身が遺言した相手である、南光坊天海、藤堂高虎、以心崇伝、本多正純の他、秀忠や家光という後継ぎもいます。誰がマウントを取るか、…

コラム「動物霊園を利用する」

去年のお話ですが、飼っていた猫が癌で亡くなりました。私は葬儀業界で働いていて、取引関係者の中にも、ペット葬儀を扱っている会社がいくつかあり、ある程度の知識や情報は持っていました。という訳で、今回は私が選んだペット霊園を、葬儀関係者と寺社探…

真言宗智山派 薬王院

絶大な人気を集めるお出かけスポット、ミシュラン三つ星の観光地、高尾山にある薬王院です。京王線の高尾山口駅を降り、風情あるお土産屋や蕎麦屋のある通りを抜けると、ケーブルとリフトの駅があります。この距離が絶妙で、味気ないという程短くもなく、疲…

天台宗 寛永寺 2

寛永寺の諸堂は、現在では上野公園内に散在していますので、公園に来た人たち、美術館に来た人たちが、そのまま訪問することが多いのではないでしょうか。あとは、地方の方が東京見物の帰りに、余った数時間を過ごすのにも上野公園は都合が良いです。階段上…

天台宗 寛永寺 1

まずは、頑張って要約した寛永寺の歴史を語ります。 徳川幕府が江戸の表と裏の鬼門に置いた寛永寺と増上寺。増上寺は既に一度レポートしていて、徳川家の権力がいかに絶大だったかということをお伝えしました。徳川将軍家の菩提寺として並び立つ両寺院ですが…

コラム「護摩祈祷を受けに行く」

成功率50%という治療を受けることになり、五分五分から成功の方へ割合を高めるために、祈祷を受けようと思い立ちました。信仰心はあるが、特定の宗派にこだわらす、色々なお寺や神社を訪れているので、どこで受けようかと迷いました。 やってきたのは、京王…

神田神社

神田明神は明治維新以前の名称で、現在は神田神社というそうですが、多くの方がお構いなしに神田明神と呼んでいます。このあたりは江戸の町の中心地というか、古くから栄えている町で、神田神社は江戸総鎮守とされています。本当はもう少し江戸の中心地にあ…

大國魂神社

府中駅南口の繁華街にある神社です。旧甲州街道沿いに大鳥居があるのですが、大鳥居から府中駅と甲州街道を貫いてケヤキ並木が整備されています。このケヤキ並木は府中市のシンボルとなっていますが、実はこの並木道は既に大國魂神社の参道なのです。昔はケ…

浄土真宗本願寺派 築地本願寺

築地本願寺は、京都にある浄土真宗本願寺派の本山である本願寺の直轄寺院というのが大きな特徴です。そもそもは本願寺の浅草別院という位置付けで、1617年に日本橋横山町に建立されました。1657年の明暦の大火により本堂を消失したのですが、区画整理のため…