寺社探訪

寺社探訪とコラム

2024-01-01から1年間の記事一覧

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「お寺でパンパン問題」

ここ数年、ひとつの問題に答えを見出すべく悩み続けています。 とある寺院を訪れたときのこと。本堂でお参りをしていたら、隣に親子連れがいらっしゃいました。お父さんは神仏に真面目に向き合うことを息子に教えようと、厳しい口調で言いました。「礼して、…

「共病文庫 ⑨」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 桜が咲く前に入院し、手術を受けました。新人看護師さんたちが社会人の第一歩を踏み出す場面を垣間見て、自分も頑張らなくてはとエネルギーを貰いました。 退院予定 入…

山+仏「高尾山+薬王院 ③」

6号路登り編 3月最後の土曜日。入院前に護摩祈祷をしていただこうと高尾山薬王院に出かけました。高尾山口駅からケーブルの清滝駅まで歩く間、今回は1号路にしようと決めました。実は前日の東京は嵐のような風雨だったので、山の中はかなりドロドロ状態が…

「共病文庫 ⑧ 」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 手術後、様々な苦労をすることになりますが、様々の中身をご照会できればと思います。 やったー ICU2日目の夜に、里見先生かやってきました。私を見るなり「やったー…

「荒川 百所巡礼 19」

目次 神社+寺院 R140 幻の十輪寺 神社+寺院 荒川 百所巡礼 第145番 大栄神社 前回の石橋供養塔から秩父往還に出てすぐに、「総鎮守 大栄神社」という大きな神社がありました。この神社は大麻生村上郷の鎮守だった五社稲荷神社が元になっています。五社稲荷…

「共病文庫 ⑦」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 手術は予定通り終わり、この世に戻ってくることができました。 手術 朝8時半に看護師さんに連れられて、家族と共に手術室まで行きました。立会に来なくて良いとか言っ…

「共病文庫 ⑥」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 決して全幅の信頼を置くことを許さない病院に入院して1週間が過ぎました。いよいよ手術の日を迎えます。悪い可能性が重なれば、これが最後の投稿となります。 わだか…

「桜の銘木を見る 2024」

3月30日に高尾山に行った際に、高尾駅から去年訪れた大光寺の桜がみごとに色づいているのが見えました。枝垂れ桜はまだ五分咲き程度でしたが、見物客の方多く訪れていて、電車の車両の中からも感嘆の声が漏れていました。 今年の東京は桜の開花が1週間ほど…

「共病文庫 ⑤」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 いよいよ入院です。不安が多いですが、大人なので所定の時間に所定の準備をして病院にやってきました。 庶民の憂鬱 入院手続きを済ませると、病室へ向かいます。前回と…

「共病文庫 ④」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 手術前の検査入院から帰り、次の入院までの1ヶ月間、マッハのごとく日々が過ぎていきます。 例えば僕が死んだら 以前ダイソーの通販を利用した際、買物総額を1000円以…

「共病文庫 ③」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 不穏だった医師との関係も何となく改善し、手術前の4日間の検査入院を終えました。 金次第 病院を出る前に、次回の入院についての手続き、病室の希望などの説明があり…

「共病文庫 ②」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 内科医と外科医から違う手術の説明を受け、戸惑っていたところ、やりたい手術を考えて来いと帰されてしまいました。 黒い妄想 翌月手術の予定が無くなり、考える時間と…

「荒川 百所巡礼 18」

目次 日本ランク15位 神仏習合 大麻生駅前を散策 日本ランク15位 荒川 百所巡礼 第140番 荒川神社 荒川神社というわかりやすい名称です。見晴公園の敷地の半分くらいが荒川神社境内になっているような感じです。他に公園内には公衆トイレや地域の集会所があ…

「共病文庫 ①」

「生・老・病・死」は「四苦」と言って、仏教では人生を代表する苦しみとされています。 ギャンブル たくさんの病がありますが、がんは日本人の死因の第1位です。がんと診断されたら、その日から人生が変わってしまうほどの影響力を持つ病気なのだと思いま…

「荒川 百所巡礼 17」

目次 権八地蔵ふたたび 海から75km GET! 荒川ジェネシス 権八地蔵ふたたび 17シリーズに突入した荒川巡礼企画ですが、現在は熊谷市に入り、久下宿を過ぎて旧中山道を荒川土手方面に進んでいます。土手の手前に久下権八公園がありました。この公園に熊谷堤碑…

曹洞宗 祥雲寺

曹洞宗 祥雲寺 目次 名称・寺格 創建 本尊 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 龍澤山 祥雲寺と称する曹洞宗寺院です。寺格は特にありません。 創建 大永6年(1526年)に、石雲寺第3世蓼堂秀郭和尚により開山されました。 本尊 釈迦牟尼佛 みどこ…

「荒川 百所巡礼 16」

目次 聞き取り地蔵と物言い地蔵 旧中山道と久下宿 聞き取り地蔵と物言い地蔵 荒川 百所巡礼 第126番 日蓮宗 日詔寺 荒川の土手沿い、数件の家が集まっている中に日詔寺という寺院があります。境内というのは特に無く、一軒家のような寺院です。墓地もありま…

町田天満宮

町田天満宮 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 町田天満宮と称します。旧社格は村社です。 創建 天正年間(1580年前後) 御祭神 菅原道真 みどころ 広々とした境内に、社殿と境内社があります。地域の神社として、…

「荒川 百所巡礼 15」

目次 中だるみは禁物 比企郡吉見町→熊谷市→鴻巣市 寄り道の寄り道 中だるみは禁物 荒川右岸土手の上の道を進んでおります。ここは海から66.4km地点。比企郡吉見町上砂でございます。土手の内側は吉見ゴルフ場です。 ちなみに、多摩川百所巡礼企画では、JR青…

「ロスタイムは何分だ!?」

昨年11月の入院では、壁とカーテンに囲まれたベッドで悶々と生死について考えて、うっかり解脱しそうになりました。前回の入院は窓際のベッドで、気が紛れて良かったです。特に心が和む何かが見える訳でもないのですが、空が見えるだけでも気分が違います。 …

「荒川 百所巡礼 14」

目次 日本一長い橋ではない 多摩川右岸 土手の内側を歩く 彷徨う道しるべ 日本一長い橋ではない 川幅日本一の柱が立つ御成橋です。このような名前が付くのは、将軍がどこかへ向かう時に通った道というのがセオリーです。田舎であれば鷹狩とか。ここには家康…

熊川神社

熊川神社 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 熊川神社と称します。旧社格は村社です。明治維新までは礼拝(らいはい)神社と称していました。 創建 平安時代初期、多摩川で産鉄をしていた部族が、鉄神として宇賀神…

「荒川 百所巡礼 13」

目次 やはり立派だった常勝寺 なのはな通りをクネクネ進む 川幅日本一なのか!? やはり立派だった常勝寺 荒川百所巡礼 第103番 真言宗智山派 常勝寺 ここに来るずいぶん手前から、常勝寺の名が出てきていました。北袋神社や愛宕神社の別当寺であった地蔵院…

「お葬式と音楽」

農業関係の方から、のらぼう菜をいただきました。初めて聞く名前です。関東の春特有の野菜だそうで、栄養たっぷりでレシピも簡単なので食べてみてよとのこと。翌週私が入院するのを知って、体を気遣ってくれたようです。パスタに混ぜて食べましたが、とても…

「荒川 百所巡礼 12」

目次 人の居ぬ集落に足を踏み入れる余所者 北本市→鴻巣市 愛宕神社は階段の上 荒川百所巡礼達成 人の居ぬ集落に足を踏み入れる余所者 荒川百所巡礼 第86番 高尾庚申塔 一面六臂の青面金剛像の庚申塔です。畑の横に安置されていて、しめ縄と紙垂がかけられて…

拝島大日堂

拝島大日堂 目次 名称・寺格 創建 御本尊 見どころ アクセス 探訪レポート 名称・寺格 大日堂と呼ばれています。現在は天台宗拝島山普明寺の管理となっています。 創建 天歴6年(952年)と伝えられています。 御本尊 大日如来坐像 見どころ 天台宗の神仏習…

「荒川 百所巡礼 11」

目次 北本七福神巡り 賑わう境内の神社 北本七福神巡り 荒川百所巡礼 第74番 福禄寿 ここからは北本市に入ります。まさに辻という表現がぴったりくる角に、何やら様々建っています。大木の根元にある石碑は、松尾芭蕉の句碑です。芭蕉は江戸初期の俳人ですが…

東伏見稲荷神社

東伏見稲荷神社 目次 名称・旧社格 創建 御祭神 みどころ アクセス 探訪レポート 名称・旧社格 東伏見稲荷神社と称します。旧社格はありません。 創建 昭和4年(1929年)に、関東地方の稲荷神の信者の希望により、創建されました。 御祭神 宇迦御魂大神(う…

「荒川 百所巡礼 10」

目次 存在を忘れていたもの ホンダ・エアポート 比企郡→桶川市・荒川現る 存在を忘れていたもの 前回のレポートの最後に、「この後、存在を忘れていたものと出会います」と意味深なことを書きましたが、存在を忘れていたものとは、こちら( ↑ )の「キロ杭」…