寺社探訪

寺社探訪とコラム

コラム

「新興宗教の子ども 2」

事件 安倍元首相の国葬が行われますが、その決定プロセスを巡って国民が反対を訴え、なんだかモヤっとした毎日となっています。安倍元首相が殺害された事件は、衝撃の大きさに加え、事件の因果関係に宗教団体が絡んでいたことから、大きな関心を集めることと…

葬儀とお金2「総額で比較」

病院から葬儀社に連絡して、担当者がやってきて見積もりを取ります。 望ましいのは、事前見積もりを複数の葬儀社に依頼し、比較検討していることです。いざ大切な家族が亡くなられてから、複数の葬儀社の見積もりを比較検討するのは、時間的にも精神的にもキ…

葬儀とお金1「葬儀費用の仕組み」

所得が上がらないのに物価が上がっていく厳しい世の中、大学を卒業して就職したら一人前というのはもう過去の話になっています。現在は大卒初任給レベルの所得では都市部で1人暮らしも難しく、結婚して生まれた子供が成人するまで、親の援助が必要な世の中…

「家族葬というパワーワード」

私の記憶では、20年ほど前から「家族葬」という言葉が使われだしたと思います。おそらく最初は、ネット集客型のブローカー葬儀社が使い始めました。格安セットプランで葬儀業界の価格破壊を行ってシェアを獲得し、「ネット集客型ブローカー葬儀社」という、…

「葬送のしきたり」

お葬式には、風習、慣習、習俗、しきたりなとがたくさん関係してきます。それぞれに意味があって行われていることですが、その内容が諸説あって曖昧なベールに包まれ、何が正しいのかわからない。何年経験を積んでも、捉えきれない分野となっています。初め…

「葬祭ディレクター試験」

葬儀の仕事は無資格で開業できますが、それでも業界の健全化と発展のために、業界団体による資格が設けられています。たくさんの資格があるのですが、最もポピュラーなのは「葬祭ディレクター試験」という、葬儀社や互助会の加盟団体が主催している資格です…

「おくりびと」

葬儀業界では何年かに一度、メディアの流行が仕事の領域にダァーッとなだれ込む現象が起こります。昔ですと、1999年にCM曲となった坂本龍一作曲の「エナジーフロー」という曲が、葬儀式場でよく流れていました。同じ年に北野武監督の映画「菊次郎の夏」が流…

「縄文時代の神」

古い寺社を訪れる時は、その歴史を学びながら、どんな社会で暮らしていた人が祈りを捧げたのだろう? と思いを馳せます。それが千年前なら、平安時代の中後期。五穀豊穣を祈ったり、誰かの幸せのために祈った人もいるでしょう。2千年前だと垂仁天皇の御代。…

「晩年の住職たち」

先日お通夜の司会の仕事で、葬家の菩提寺の副住職と打ち合わせをしました。「明日は住職も参りますから」と言われて少々驚いた。このお寺の住職様はかなりのご高齢で、前年に仕事でお会いしたときには、手術をされて体調がかなり悪かったようでした。それか…

「最澄と天台宗のすべて」

東京国立博物館で11月21日(日)まで開かれている展示会「最澄と天台宗のすべて」に行って来ました。しかしこのタイトル、ただ一度の展示会で最澄と天台宗のすべてを示すなんて、誇大広告も甚だしいなんて思っていました。ですが、興味を持って気にしている…

「葬儀渡世の素敵な面々」

一般の方が葬儀を依頼するのは葬儀社だと思います。依頼すると葬儀社の社員がやってきて、見積もりや相談をして、通夜、葬儀を執り行います。遺族が依頼したのは葬儀社のみでも、ひとつのお葬式には、実は専門的な技術や知識を持った様々な会社や個人が関わ…

「白骨の御文」

葬儀業界で働き始めると、様々な宗派の葬儀に立ち会うことになります。最初は先輩から教わることが多いと思いますが、一般的に馴染み深い平安仏教(天台宗・真言宗)や鎌倉仏教(浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗など)の中で、浄土真宗だけ特殊で…

「新興宗教の子ども」

我が生は 下手な植木師らに あまりに夙く手を入れられた悲しさよ と詩ったのは中原中也ですが、私にもこのフレーズがしっくりくる、ある思いがあります。以前どこかで書きましたが、私の両親は新興宗教の信者で、私も姉も妹も、物心つく前からその宗教に入信…

「マンション坊主は悪か」

お葬式を出す際に、菩提寺や付き合いのあるお寺がない場合、葬儀社から紹介してもらったり、ネットの僧侶派遣サイトに頼んだりすることができます。葬儀費用のパック料金の中に僧侶の費用が含まれているものもあります。 このような紹介僧侶の場合、頼んだ遺…

「参列したら神葬祭だった」

友人知人、取引先のお葬式に参列してみたら、神葬祭であることをその場で知る、という経験はないでしょうか? これだけは忘れないようにと持ってきた数珠も必要なくなり、見慣れない神葬祭に緊張が一気に高まります。遺族として神葬祭を出す流れや詳細の説明…

「コロナ禍のお葬式」

新型コロナウイルスの流行により、社会は変わってしまいました。私が働く葬儀業界にも大きな嵐が吹き荒れています。影響が目立ち始めたのは、2020年に入った頃でしょうか。そもそも数年来続く「家族葬」の流行で、葬儀参列者が減少傾向にあったのでわかりに…

「お焼香は何回ですか?」

お通夜や告別式の現場にいると、お焼香の回数についてよく質問されます。お線香の本数も同じです。私的には「何回でもどうぞっ」という気持ちですが、お葬式は間違えたら恥ずかしいとか、失礼に当たるとか、過度に意識してしまいますから、ちゃんと答えるよ…

「動物霊園を利用する」

去年のお話ですが、飼っていた猫が癌で亡くなりました。私は葬儀業界で働いていて、取引関係者の中にも、ペット葬儀を扱っている会社がいくつかあり、ある程度の知識や情報は持っていました。という訳で、今回は私が選んだペット霊園を、葬儀関係者と寺社探…

「お墓、ありますか?」

葬儀業界の仕事仲間が父親の3回忌になるというのだが、コロナ禍で法事も難しいと言っていました。彼の父親は鹿児島生まれで、菩提寺も墓も鹿児島にある。彼は東京生まれの東京育ちなので、緊急事態宣言の中、鹿児島への移動は控えることになったそうです。そ…

「三宝に帰依する」

土地勘のない町を歩いていたら、あるお寺の前を通りかかりました。私はお寺が好きなので、「立派なお寺だなぁ」と立ち寄ろうとしました。駐車場には一台も車が停っておらず、定休日(お寺に定休日などあるのだろうか?)なのかな? とも思ったが、そのまま山…

コラム

新興宗教の子ども 2 (2022.09.17) 葬儀とお金2「総額で比較」 (2022.08.13) 葬儀とお金1「葬儀費用の仕組み」 (2022.07.09) 家族葬というパワーワード (2022.06.11) 葬送のしきたり (2022.05.15) 葬祭ディレクター試験 (2022.04.16) おくりび…